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国が定めた標準的な引越運送約款 | |||||||||||||||||||||||||
国が定めた標準引越運送約款
国の機関でもあり、運送業務を監督・指導している、国土交通省が、国土交通省告示の標準引越運送約款というのを定めています。この約款(やっかん)には、事細かに引越に関わる決まりが示されています。 ・引越し予定日の前日に解約を申し出た場合は運賃の10%以内 ・当日に申し出た場合は運賃の20%以内の額。 引越し予定日の2日前までに解約を申し出た場合は、解約料を支払う必要はありません。 ただし、解約の原因が依頼者側にある場合で、引越しに関するサービスをすでに受けていれば、その費用を支払わなければいけません。引越し準備のための段ボールなどがこれにあたります。 しかし、あくまでも引越しサービスの一部です。 見積もり時によく貰える景品等は、引越しサービスに含まれません。 ■見積もりは無料 ・引越し業者は、お客さんから見積もり依頼をされれば、必ず無料で見積もりをしなければならないと、約款で強く決められています。 ・もし費用が発生する場合、例えば、出張料等が掛かる場合には、見積り前に申込者に了解を得る必要がありますので、引越し業者から、出張料がいるといわれますが、これは引越しが混んでいるので、無理ですというやんわりお断りの意思表示の場合が多い。 ・見積りの際に内金、手付金等を請求しない。 これは、引越しは完了後、もしくは荷だし後にに支払うのが絶対条件なので、前金を要求するような業者は100%悪徳引越し業者です。 ■荷物の一部の紛失について 引渡し日から3カ月以内に申し出をする必要があるといえます。 3ヶ月以内に、引越し業者に申し出ないと、業者の責任は消滅するとされています。 また、荷物の滅失、 棄損などの責任は1年が時効です。 と、ここでまず引越し上手な人は、荷物が着き次第重要な荷解き&電化製品のチェックをします。 なので、紛失物があれば、速攻で分かるというもので、その場ですっきりということになるかもしれません。 しかし、めったなぁ事では物が紛失したということはありません。 注意したいのは「業者が荷物を途中で積み替えた時」です。 大概は、トラックに入れ忘れていただけですので、忘れ物というケースが大半です。 なので、荷だしの最後は、きちん忘れ物が無いように確認しましょうね。 |
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