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市内引越し対決その１ クロネコヤマトVS便利屋
では、本業の引越しやさんと、何でも屋のオールラウンダー便利屋さんでは、どっちが得なのというわけで、実体験を踏まえて、実証してみます。
その前にお断りですが、あくまでも１例であり、これが絶対的なものではないことをまず申し上げておきます。
引越し専門会社代表として、クロネコヤマト（ヤマト運輸）
便利屋さん代表は、ベンリー（福井の業者）です。
条件的には、クロネコヤマトに合わせて、市内＋らくらくエコノミーと同じ条件にします。
■料金対決
ブッチャけそのまんまを紹介します。市内の引越しで、引越し先は新築で家族５人暮らしです。
距離は１５ｋｍ程度なので、比較的近いといえます。
勿論、平日でした。
クロネコヤマトの料金 らくらく引越しエコノミー ８万円
便利屋さんの料金 らくらく引越しエコノミーと同条件 １０万円
となんと、意外にも、引越し業者（クロネコヤマト）の方が安いです。
私的にも、便利屋の方が安いと思っていたのですが、これにはびっくりしました。
見積もりでそんなに値切っていないのにです。
しかし、よく話を詰めていくと、何故便利屋さんの方が高くなってしまったのかが、浮き彫りになりました。
＞理由その１ 引越し資材
まぁ当たり前なのですが、クロネコヤマトのらくらく引越しエコノミーは、引越し資材がこみこみなので、この資材料は別料金ではないです。
しかも、引越し専門業者なので、ラックや中古のダンボールが沢山あるので、養生用や再利用ができる資材が多く、引越しに掛かるコストが低かったのです。
一方便利屋さんは、人件費は恐らく安いといえますが、トラックのチャーター代や、引越し資材が実費請求なので、高いといえました。
ダンボールなどをこちらで用意すれば、２万は安くなるでしょうが、養生マットや古毛布までは、用意できないので、やはり資材代が多く掛かるものと、思います。
＞理由その２ トラック代
その１でちょっといってしまったのですが、トラック代も大きかったのでは？と推測できます。
クロネコはパック料金なので、トラックの料金はわかりませんが、距離が近く１日以内でしかも自社トラックですので、安いかもと思いますが、便利屋さんは、トラックは持っていたのですが、６トン車がなかったので、チャーターしていたので、高いような気もします。
＞理由その３ 手際のよさ
また、内緒の話なのかもしれませんが、このときのクロネコは、４トン車で来たのですが、１回で全部荷物を運んだのではなく、まず大型家具を梱包している隙に、ダンボール詰めを同時に行い。
先に、大型家具を先に新居に運んだのち、旧家に帰り、ダンボールに詰めた物と、あまった物を後から運ぶという、ピストン方式で行っていました。
新居での養生は別チームがしていました。
まぁ暇な時ということもあって、空いている社員が沢山いたということもありますが（バイトはいなかった）手際の良さで実働は、半日も掛かっていません。
さすがに、小物の梱包だけは、前日に来て作業をしていたのですが、、、
また、超近い引越しで、梱包養生も簡易でよかったということも大きな要因でしょう。
恐らく、今日は暇という、レアな時だったかも知れません。
そういえば、暇な時に思いっきり割引する引越し業者って結構多く、ダック引越しセンターは本当にそんなに安くして大丈夫なのか？という場合もありますし。
一方、便利屋さんは、暇とか忙しいという波は少ないようで、割引という考えはないようです。
と、ここまで、いってしまえば、引越し屋さんの方が圧倒的に有利なのでは、と思うかもしれませんが、全部がそうとは限らないようです。
例えば、便利屋さんでも、引越しを得意とする便利屋さんもいますので、引越し資材が安くなる場合や、自社スタッフなので、人件費が安い場合もありますし、自社トラックがあれば、もっと安くなっていたかもしれませんし。
まぁ私的には、本格的な引越しは、便利屋よりも引越し業者の方が良いと思います。
ただ、単身引越しや独り暮らしの引越しで、梱包も手伝って欲しいという場合には、便利屋さんも非常に重宝しますし、引越し屋さんから派遣してもらうよりも、安いと思いますよ。